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美白*化粧品って本当に白くなる?美白*の正しい意味や有効成分の働きについてご紹介

美白*化粧品と聞くと、「使い続ければ肌が白くなる」「シミやくすみが消えて透明感がでる」というイメージをもつ方もいるかもしれません。特に紫外線が強くなる夏の時期は、美白*ケアを意識して化粧品を選ぶ機会も増えますよね。


しかし実は、美白*化粧品は肌を白くするものでもなければ、シミやくすみを消すものでもありません。正しい意味を知らないまま使ってしまうと「思っていたほどの効果がでない」と感じてしまう可能性もあるのです。


そこで今回は、美白*の正しい意味と併せて、美白*化粧品を選ぶ時のポイントやおすすめの有効成分についてご紹介します。




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この記事を書いた人
LISA

この記事を書いた人:LISA

<プロフィール>
2011年よりライター活動開始。コスメコンシェルジュ資格取得後、美容ライターとしても活動を開始する。
スキンケアを中心に数多くの美容コラムを執筆。一人ひとりの肌質や生活スタイルを想定したうえで、適切なケア方法を導き出すコラムを得意とする。
プライベートでは、デパコスからプチプラコスメ、ドクターズコスメ、海外コスメなど、ジャンルを問わずに気になったアイテムはすぐに試すスキンケアオタク。
不規則な食生活が続きがちで、健康維持はもっぱらサプリメントに頼りがち。

<所有資格>
・日本化粧品検定1級
・コスメコンシェルジュ

美白*化粧品は肌が白くなるって本当?

まず結論からお伝えすると、美白*化粧品自体には、肌そのものを白くする効果はありません。また一度できてしまったシミや、すでに定着したくすみを消すこともできません。


そもそも私たちの肌は、紫外線を浴びると、肌の防御機能が働き、肌をダメージから守るための黒褐色の色素・メラニンが生成されます。通常、このメラニンは肌を守る役割を行ったあとは、ターンオーバーによって古い角質とともに排出されていきます。


しかし、紫外線を大量に浴びたり、メラニンが過剰生成されたりすると、メラニンが排出されずに肌に残り、シミやくすみの原因になってしまうのです。


一度シミやくすみとなって残ったものは、化粧品では消すことができなません。


“美白*化粧品=シミやくすみを消して、肌を白くする” というイメージは実は間違いなのですね。


「美白*」の正しい意味

では、美白*とは本当は何を意味しているのでしょうか。


まず市販の美白*化粧品には、厚生労働省が承認した美白*有効成分が規定量以上配合されています。これにより、医薬品医療機器等法(薬機法)における「メラニンの生成を抑え、シミやそばかすを防ぐ」という表現が認められているのです。


これが美白*の正しい意味です。


つまり、美白*化粧品とは、一度できたシミやくすみを消し、肌を白くするものではなく、 “これからできるシミやそばかすを予防するためのもの。これが、美白*化粧品の本来の役割です。


美白*化粧品は有効成分から選ぶのがおすすめ

また、美白*化粧品には有効成分が含まれていますが、すべての美白*有効成分が同じ働き方をするわけではありません。


有効成分によって肌への働き方は異なりますが、美白*有効成分は、メラニンへ働きかける仕組みの違いによって、大きく5つのタイプに分けられます。


それぞれの有効成分が、どのような働き方をするのか知っておくと、美白*化粧品を選ぶ時に役立ちますよ。



① メラノサイト(メラニンの生成場所)の活性化を抑える

紫外線を浴びると、肌の中では「メラニンをつくって肌を守ろう」という指令が出ます。この指令を受けて働くのが、表皮に存在するメラノサイトです。


メラノサイトは、いわばメラニンをつくる工場のような存在。この工場そのものの働きを抑えることで、メラニン生成を初期段階でブロックする成分があります。いわば、シミができるスタート地点に働きかけるタイプの成分であるといえます。


代表的な成分:トラネキサム酸、カモミラETなど



② メラニンの生成を抑える

メラニンは、チロシンというアミノ酸をもとに作られます。このとき重要なのが、チロシナーゼという酵素です。


チロシナーゼが活性化すると、メラニン生成も進みやすくなるため、この酵素の働きを抑えることにより、メラニンが作られにくい状態を目指す成分があります。比較的よく知られているビタミンCなどの美白*成分もこの働きを行う成分のひとつです。


代表的な成分:ビタミンC、ビタミンC誘導体、アルブチンなど



③ メラニンを運ぶ動きを抑える

メラノサイト内にはメラノソームと呼ばれる袋があり、この袋のなかでメラニンは生成されます。


このメラノソームは、生成したメラニンを袋に含んだまま周囲の細胞へ運ぼうとしますが、この移動を阻止し、メラニンの引き渡しを抑える働きを行う美白*有効成分もあります。


代表的な成分:ナイアシンアミドなど



④ メラニンを還元する

メラノサイト内で生成されたメラニンは黒褐色をしています。このメラニンを淡色化へと還元する働きをもつ美白*有効成分もあります。


またこの還元作用により、メラノサイト内でメラニンが生成するのを事前に防ぐ効果にも期待ができるのです。


代表的な成分:ビタミンC、ビタミンC誘導体など



⑤ メラニンの排出を促す

シミやそばかすは肌表面にメラニンが蓄積することで発生します。そこで、ターンオーバーの正常化をサポートすることでメラニンの排出を促し、蓄積を抑えることにより、事前にシミやそばかすの発生を予防する働きを行う美白*有効成分も存在します。


過剰なメラニンを含む角化細胞の排出を促すことで、メラニンが肌表面でシミやくすみをつくらせないようにしてくれるのですね。


代表的な成分:レチノール、エナジーシグナルAMPなど


美白*化粧品を選ぶときに大切なこと

一言で美白*有効成分といっても、様々な働きを行う成分があるため、「結局どの成分が一番いいの?」と思う方もいるかもしれません。


しかし結論からいうと、美白*有効成分のなかに “一番良い成分” があるわけではありません。


大切なのは、コツコツとしたケアを毎日積み重ねること。美白*ケアは1日や2日で効果を感じられるものではないため、自分なりに無理なく続けられるケアを見つけることがなによりも大切なのですね。


また、美白*化粧品を取り入れるのはもちろん、日焼け止めを塗ったり、丁寧な保湿を続けたりすることも、美白*ケアの一部です。特別なことをするよりも、毎日の習慣を丁寧に続けることが、未来の肌を守ることにつながります。


美白*化粧品を取り入れて紫外線に負けない肌づくりを!


美白*化粧品は、肌を白くするものでもなければ、一度できたシミやくすみを消すものでもありません。


美白*の正しい意味は、メラニンの生成を抑え、シミ・そばかすを防ぐこと。つまり “未来のシミやくすみ予防” を行うためのケアなのです。


これから紫外線が強くなる夏は、1年の中でも、特にシミやくすみ対策を重視したい季節。そんな時期だからこそ、ただなんとなく美白*化粧品を選ぶのではなく、自分の肌に必要な成分を知りながら選んでみませんか? 


*メラニンの生成を抑え、シミやそばかすを防ぐ


【参考文献】

・日本化粧品検定2級・3級対策テキスト(主婦の友社)

・日本化粧品検定1級対策テキスト(主婦の友社)


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